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KIYO先生

学力向上方法

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こんにちは。

 

ブログ64日目です。

 

 

本日は、 

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です。

 

今日も早速、ネタバレからで、アンサーは最後に↓

 

学力向上方法

▼①探求型授業

▼②家庭学習ノート

 

まずは、平成30年度の全国学力テストの結果から↓

 

文部科学省

平成30年度全国学力・学習状況調査 調査結果について

(※国立教育政策研究所ホームページへリンク)

www.nier.go.jp

国学力テストは小学6年生と中学3年生が行い、 それぞれの教科でA問題は主に知識、B問題は活用を問うもの。 平成30年度は3年ごとに実施されている理科のテストも実施された。

 

 

【平成30年度小学校学力テスト】

上位に入った都道府県は、

 

秋田県

石川県

福井県

富山県

 

である。パッと思い浮かぶ共通点は、

 

日本海

 

国語はA・Bともに秋田県が1位、2位は石川県で逆に下位は大阪府、愛知県など。算数はA・Bともに石川県が1位、 2位は秋田県で国語と同じ都道府県。凄いですね。

 

秋田県VS石川県

 

理科も上位から秋田、石川、福井、富山と国語・算数での上位県が優秀である。

 

 

【平成30年度中学校学力テスト】

小学校の結果と同じように、秋田、石川、福井、富山が上位を独占した。国語は小学校と同じように、秋田が1位、石川が2位。数学は秋田、石川を退けて福井が1位。 平成29年ども福井が1位だったので数学に強いのは福井県

 

ここで気になるのは相関ランキングで、

 

正規雇用

離  婚   件  数

 

と負の相関がある。非正規労働者や離婚が多いところで正答率が低いということは、

 

不安定な家庭が多いところで正答率が低い

 

と言える。元公立学校教員である私KIYO先生も、家庭環境にもろに影響された多くの子どもたちを見てきた。しかも、これは何も上記の家庭に限られたことではなく、親の雇用形態や婚姻関係に関係なく、親の考え方や子どもへの接し方が子どもの成長、子どもの人間形成上に多大な影響が出る。どんな家庭に生まれてきても、誰もが様々なことを抱えながら成長し大人になっていくことには変わりない。

 

ここからが今日の本番、学力上位都道府県ではどのように学習しているのか。

 

▼①探求型授業

先生が課題提示→自分で考える→班で討議→クラス全体で討議

=答えに辿り着く過程を重視

ここで一番大切なことは、授業で教師がある命題を提示した後、子ども一人ひとりが自主的な取り組みから、まず、必ず自身で課題に対しての仮説を立てること。そして、その仮説を帰納的考えや演繹的考えのもとに類推し、学習し、班で討議してクラス全体で様々なプロセスを共有し、ゴールへ辿り着く。これが真の理解へとつながっていく。そして、教師が提示する課題は可能な限り子どもの日常生活と関連させた方が子どもの関心意欲が高まる。

 

子どもが自主的・主体的、体験的に学習し、子ども同士が自身の考えを話し合うことで、「共感的理解」「共学的態度」も学ぶことができ、社会集団の中で「互いを認め合う」という共生精神を育成する。多種多様な人種が共存する現代社会では欠くことのできないものであり、社会を生き抜く力となる。学習の中で班で討議するなどの、対話的に学習を進めることで、子どもが互いを認め合い、相手の思考や表現を受け入れ、他人の気持ちを共感し、他人の気持ちに感動する。これは、子どもの人間形成的な目的を果たすことができ、人生の歩みの実感をも伴った理解となる。

  

▼②家庭学習ノート

・各教科の宿題とは別に自主的に勉強するノートを全員持っている

・勉強内容は自分次第

・親が添削して、教師も添削する

=自分がしたい勉強をするから学力が伸びる

 

これが私が注目する大きな特徴であり、以前のこの記事↓

kiyo-blog1.hatenablog.jp

で執筆したように、私、KIYO先生も家庭学習を実践して学力が大幅に伸び、学年1位になった経験もありとても納得できることである。私が学生の頃なので、まだまだ、このようなことが叫ばれる全然前のこと。全国学力テストなんかもありませんでした。そして、私は中学校3年生の後半になるまで塾にも行ってなかった。

 

この家庭学習が一番重要です。そのためには、まず、

 

今の子どもは忙し過ぎる

 

毎日の学校生活、部活熱血教師による土日祝オフなし部活動、そして習い事。もちろん子どもだから、遊ぶことも大切。自主的に何かを勉強しようという余裕がないし、その動機すら湧いてこない生活リズム。塾は行かされて、受動的に勉強させられることが多い。塾でも自分から目的意識をしっかりもち、塾をいい意味で利用して能動的に学習できればそれでもいい。私が実施したのは、毎日家庭学習ノートを開いて、その日に学校の授業で習ったことをひたすら復習した。それは板書ノートを全く書きなぐるように写すでも良し、要点だけをもう一回まとめるも良し、発展問題に挑戦するも良し。

 

自分でもどんどん学力が伸びるのを感じた

 

その時の先生の力が大きい。子どもに分かりやすい成果報酬制度で家庭学習をやる気にしていただいた。子どもとは単純なものである。そして、小学校中学年からスポーツも一生懸命していた私だが、中学校3年の後半まで塾には行ってなかったので、自主的に家庭学習をする余裕があったのも幸い。今の子どもたちは小学校から塾に行かされますよね。そして、習い事もどんどん忙しくなり、中学校に進学して部活動でさらに忙しくなる。まずは、

 

余裕のある時間をつくってあげる

 

これはとても大事なことだと私は考える。学校生活、部活動、習い事、遊ぶ時間、そして、プラスα余裕のある時間があって、そして、保護者や教師の腕の見せ所。子どもにどう家庭学習を自主的に頑張ってもらうかの動機付け。ここが一番難しい。私が家庭学習にのめり込んだ手法を全ての子どもに当てはめることはできない。個々に性格や環境が違うので一人ひとりの教育的ニーズにあった動機付けが、保護者や教師の最大の課題である。以上の条件が揃って初めて、子どもの学力は向上する。

 

学力向上方法

▼①探求型授業

▼②家庭学習ノート

子どもに時間的余裕を作る

家庭学習の動機付けをする

=好きこそ物の上手なれ

 

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