現代社会と危機管理

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KIYO先生

原発事故の時に風向きを確認する方法

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こんにちは。

 

ブログ29日目です。

 

 

本日は、

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です。

 

風について前回までにも少し触れている箇所もあるが、原子力発電所の事故の際に明暗を分ける風について。まず、原発事故時に考えなければならないのは、

 

①同心円状の距離

 

Block the Radiation 第1回  

kiyo-blog1.hatenablog.jp

で示した図をもう一度確認しよう↓

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遠くの地域まで放射性物質が飛んでいき汚染が広がった。今でもゾッとするが、特にグレーゾーンの地域が酷く、西は長野、静岡までたくさんの放射性物質が降り注いだことがわかる。そして、この長野、静岡までを目安に福島第一原発から同心円状で距離を測ってみると、 

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300㎞超え

 

この300㎞の同心円を次は、西日本でシミュレーションしてみた。東日本の方々でも原発事故、放射性物質汚染に意識が低いかたが多いので、西日本ならばなおさら。私は西日本の方にも意識を高くもって欲しい。何故ならば私自身が西日本にいるから。

 

西日本でも関西には多くの原子力発電所が集まっている。原発銀座といわれる中の1つ、福井県大飯原発を中心に上記と同様に300㎞の同心円を当てはめた👇

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寒気がする

 

関西の水がめと呼ばれる琵琶湖はもちろん、東は埼玉、西は広島・島根まで届いている。しかも、最悪の事態を想定すると、近隣に何基もの原子力発電所が集まっている原発銀座の1基でもコントロール不能に陥り、人間が近づけなくなると周辺の原発も制御不能になり、これだけでは済まない。恐ろしいが、東日本・西日本のほとんどの地域に人が住めなくなる可能性もある。

 

もちろん、

望むべきものでないし、

望みたくもないし、望まない。

 

ここまで書いたが、正直、

 

風向きに話を戻す意味があるのかを考えてしまう

 

 

気を取り戻して。 

 

同心円状の距離を考えることも大切であるが、福島第一原発・1号機のベント(原子炉格納容器の中の圧力が高くなり、冷却用の注水ができなくなったり格納容器が破損したりするのを避けるため、放射性物質を含む気体の一部を外部に排出させて圧力を下げる緊急措置)や爆発した際、どのように周辺が汚染されたかというと、

 

南東の風が吹き、

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のように汚染された。

 

ということは避難するにしても、ただただひたすらがむしゃらにどこか遠くへ行けばいいというものではない。しっかりと風向きを確認して欲しい。

 

風向きを確認するのにとても便利なサイト

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『Windyty』

https://www.windy.com/

 

世界中の風の動きや気温をリアルタイムで確認できる。上記は静止画だが、見ていただければ一目瞭然だが、サイトにアクセスすると動的に地図上に風が流れているのが表示される。

 

原発事故が発生した際、よく情報を収集する必要があるが、

 

ベント

爆 発

 

的事象が発生した際は、同心円状の距離を意識しながら、リアルタイムに風向きを確認しながら避難。背後からもの凄いスピードで迫ってくる悪魔と、時間との戦いである。

 

大切なことは、恐怖心で思考停止になるのではなく、日頃から荷物等を備え、万一の際のシミュレーションが明暗を分ける。

 

みなさん、それぞれの備えをお願いします。

 

まずは、このような自体が起こらないこと祈りながら。

 

原発事故の時に風向きを確認する方法

▼同心円での距離を意識する

『Windyty』 https://www.windy.com/ で確認する

=時間との戦いで明暗が分かれる

 

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