小学校教科担任制でどうなる?
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こんにちは。
ブログ12日目です。
今日は、
について。
早速ネタバレアンサーから。
★小学校教科担任制でどうなる?★
▼教員の負担軽減
▼教員の働き方改革が進む
文部科学省は小学校5・6年の特定の教科や科目について、『教科担任制』推進を昨日、4月11日に決めた。
『教科担任制』
国語はA先生、数学はB先生というように教科ごとに先生が変わるように、中学校で採用されている制度。中学校とは違い、現在、多くの小学校では、クラスの担任の先生がほとんどの教科を教える『学級担任制』が採用されている。
メリット
・質や専門性の高い授業ができる
・確実に教員の負担が軽減できる
・子どもと先生のミスマッチのリスクが低い
デメリット
・子どもの特性や能力を把握しにくい
・個々の教育的ニーズに応じにくい
・今のままでは教員が足りない
・他教科と連携した授業を展開しにくい
『学級担任制』
クラスの担任の先生がほとんどの教科を教える。
メリット
・全ての授業を自分でプロデュースできる
・子どもの能力、特性を把握しやすい
・全授業含む学級経営全体を通じての教育活動ができる
・クラスのルール、秩序の徹底がしやすい
デメリット
・専門分野以外の教科も教えなければならない
・全教科の授業準備(業界的には教材研究という)に膨大な時間がかかる
私、KIYO先生も公立中学校で、ある教科を教えていたが、1回の授業の準備に授業時間50分以上の時間をかけることもザラであった。この授業準備時間×全教科が『学級担任制』である。放課後には、ほぼ毎日会議や行事に向けての予定があり、同時にクラブ活動も行われている。クラブ活動では練習メニューの提示や直接の指導、また、大会に向けての精神論を語る時間も必要だ。また、何かあった際にはすぐ対応しなければならない。多くの先生はクラブ活動が終了し、子どもたちが下校した後からしか授業準備ができない。仕事は授業準備だけではないので、全ての仕事を終え(いつも終わらずに帰ります・・・)、学校を出るのが21時以降(もっと遅い・・・)になる。この点に関しての働き方改革と、個々の考え方についてはまた別の記事で述べたいが、小学校の『教科担任制』は確実に、
教員の負担軽減
になり、小学校の先生方に余裕が出て一番得をするのは、
子どもたち
であり、あるべき姿だ。
文部科学省の2016年度の調査
教員1週間あたりの平均授業時間数
『教科担任制』(公立中):17.9コマ(1コマ50分)
『学級担任制』(公立小):23.8コマ(1コマ45分)
2020年度から始まる英語の教科化やプログラミング教育の必修化に対応し、専門的な知識をもつ教員がこれらを指導できるようにするためでもある今回。『教科担任制』にすることで、英語やプログラミングなどの知識がある教員に、授業を任せることもできる。『教科担任制』は多くの教員確保が必要になるので、財政の問題はあるが、現在でも全国で教員不足が叫ばれ、全国の先生方の長時間労働も問題になり、先生方は疲弊しているので、しっかりと財政を確保し、人員を揃えて先生方を救って欲しい。ここをケチると最終的に損をするのも、
子どもたち
であるからだ。
★小学校教科担任制でどうなる?★
▼教員の負担軽減
▼教員の働き方改革が進む
=子どもが一番得をする
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